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ムーンショット目標9リトリート会議2024が開催されました。

2024-04-29

2024年4月14日(日)〜16日(火)の3日間にわたって、淡路夢舞台国際会議場でムーンショット目標9リトリート会議2024が開催されました。

本会議はムーンショット目標9「2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現」に関わる研究者が一堂に会し、自由闊達な議論をすることで、プロジェクトや文理を越えた連携のきっかけとすることを目的に、昨年度に引き続き開催されました。本プロジェクトからも多くのP I、研究参加者が参加し、各プロジェクトの概要と進捗報告、幸福増進指標やE L S Iについての議論が行われました。

1日目は熊谷誠慈 PD(プログラムディレクター) による開会の挨拶の後、渡辺捷昭元トヨタ自動車株式会社取締役社長より Keynote Speech から始まりました。渡辺氏からは日本を代表する大企業が世界を舞台に戦うために、どのように企業運営されてこられたのかという、普段なかなか聞く機会のない話をお伺いすることができました。また、渡辺氏がムーンショット型研究のガバナンス委員副委員長を務められたという経緯から、ムーンショット目標 9 の研究課題が決定した経緯や、本目標に期待することなどの話を伺い、本目標が目指すものに対する理解がより深まりました。1 日目には、本プロジェクトの研究紹介もあり、本プロジェクトからは、佐々木 PI、北城 PI、中村 PI、稲見 PI、原 PI が登壇し、これまでのプロジェクトの進展状況と今後の計画や ELSIについての取り組み等を、目標 9 の他のプロジェクトとの共同プロジェクトを絡めて紹介しました。

2 日目は引き続き各プロジェクトの進捗報告の他、全体回として、幸福増進指標、Data Platform、ELSI についての議論が行われました。本プロジェクトからは、北城 PI と原 PI が指定討論者として登壇し、各プロジェクト内での関連する取り組みについて紹介すると共に、互いの取り組みに対しての意見交換を行いました。                  

1 日目、2 日目共に、夜はポスター発表が行われ、学生や若手研究者から、各 プロジェクトの PM、PI更には、PD、SPD を含めて、活発な議論が行われました。特にこのポスター発表を通して、多くの交流が生まれ、3 日目には全てのプロジェクトの参加者間で連帯感が育まれていたように感じました。

3 日目最後には、PD、SPD からの総評がありました。特に印象に残ったこととして、学生や若手研究者の皆さんにも、国家プロジェクトに参加しているという意識を持って積極的に研究を進めて欲しいという言葉がありました。PM、PI だけでなく、若手の参加者にとっても非常に有意義な 3 日間になったのではないかと思います。